★ ニュース2008 ☆


 琢磨に来季トロロッソ入りのウワサ ☆ 2008/08/12

 F1からは“一時的に離れている”だけと主張し続けている佐藤琢磨。しかし、2009年のドライバーラインナップの多くは今年とあまり変わらないと思われ、彼にとって可能性のある空席は限られているように見える。

 だが、ジョーダン、BAR/ホンダ、スーパーアグリで経験を積んできた琢磨にとって、F1復帰の可能性もないわけではない。ハンガリーGPの翌週になって、彼を意外なチームと結び付けるウワサが流れ始めた。それはトロロッソへの移籍の可能性だ。

 共同オーナーのディートリッヒ・マテシッツが2010年シーズンの開幕までにチームを売却したいと考えていることもあり、パートナーであるゲルハルト・ベルガーは新たなスポンサー候補を探していると公言している。そんな中、すでに来季ひとつの空席ができることが決まっているトロロッソには、琢磨がシートを確保できるチャンスがあるという。
  彼自身の発言として報じられているところによると、ベルガーにとって理想的な2009年のラインナップは、ニューカマーと経験豊富なドライバーのコンビだという。これは今年のドライバー、セバスチャン・ブルデーとセバスチャン・ベッテルがいずれもルーキーだったことを踏まえての発言に違いないが、琢磨は彼の言う“経験豊富なドライバー”として打ってつけの人材とも言える。シーズンも中盤に至っても冴えないレースが続いているブルデーについて、チームは来季のポジションを保証しておらず、ベルガーは来季のニューカマーとしてGP2のフロントランナー、ブルーノ・セナに関心を持っていることを隠そうともしていない。

 デイビッド・クルサードが引退する穴を埋めるため、ベッテルはレッドブル・レーシングへ移籍することが決まっており、トロロッソはラインナップのバランスを取るべく、経験のあるドライバーを探している。そこで琢磨の名前が取り沙汰され始めたというわけだ。それが実現するかどうかは、マテシッツが2つのシートをどちらもレッドブル子飼いのドライバーで埋めることにこだわるか否かによるかもしれない。ちなみに、セナは現在レッドブルのサポートドライバーではなく、彼の対抗馬としてはBMWザウバー入りもウワサされるセバスチャン・ブエミの名前が挙げられている。しかし、経験を求めるのであれば、琢磨の立場はかなり有利になってくるだろう。現在レッドブルがサポートするドライバーの中で、琢磨に匹敵するF1経験の持ち主はいないからだ。
  また、スイスのモータースポーツ・アクチュエル誌によると、2009年シーズンの1年だけでも琢磨をチームに迎えることにより、レッドブルは販売が低迷している日本市場の梃入れにも大きな効果が期待できそうだという。

(AUTOSPORT WEB)

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