★ Takuma's Voice 2006 ☆


 第十五戦 イタリアGP 決勝後 ☆ 2006/09/10

佐藤琢磨:
ぼくたちにとっては難しいレースだった。グリッドに着くまでの間に油圧系の問題が発生してしまったので、その周回は捨ててピットに戻り、Tカーでピットレーンからスタートしなければならなかった。1ストップ戦略の分の燃料を搭載していて、最初は問題もなさそうだったので、前のグループに追いついてオーバーテイクすることだけを考えていた。いいペースだったし、マシンも強力なパッケージになっているように感じた。ミッドランドとの距離を次第に縮めることができたのには勇気づけられた。しかし、20周目を過ぎた頃からシャシー関連の問題に苦しめられることになってしまった。ぼくのラップタイムを見れば、その直後に2秒ほどペースが落ちているのがわかるだろう。コースから外れないように全力を尽くして、ピットに戻ってタイヤ交換をしたが、シリアスなトラブルに違いないと感じていた。レース終了後に確認したら、フロアがデラミネーション(層間剥離)を起こしていた。そのせいでダウンフォースを失っていたのだと思う。今回も SA06の完全なポテンシャルを発揮できなかったのは残念だったが、チームの誰もが全力を尽くしたと思うし、もちろん、この問題も解決しなければならない。この2週間の間にシルバーストンのテストに行くが、シーズン最後の3レースのためにも非常に重要なテストとなるので、そこでマシンの改善に努めたいと思う。

山本左近:
スタートもよかったし、ペースもよかった。スタートしてから数周後にマシンに問題があることがわかったが、かなり素早く修正することができた。しかし、最終的には油圧系の問題が生じて、レースをリタイアしなければならず、とても残念だった。この後のシルバーストンのテストでは次の中国と日本のレースのためにマシンを進歩させたい。

(AUTOSPORT WEB)

 第十五戦 イタリアGP 公式予選後 ☆ 2006/09/09

佐藤琢磨:
今日は残念だった。先週、ここでテストもしているし、できる限りの力は尽くしたつもりだが、今週末はマシンのスピードが十分ではない。チームも一生懸命頑張ってくれて、マシンの性能は最大限に引き出せたと思うので、その点では満足しているが、まだ改善の余地はある。とは言っても、午前中のフリー走行はとても勇気づけられるもので、ロングランのペースは好調だったので、明日はもっといい一日になると思うし、決勝レース用のパッケージは強力なものになるだろう。

山本左近:
午前中のフリー走行では予選の準備を行ったが、いいセッションだった。しかし、残念ながら午後の予選での2周目にパラボリカの直前で左リヤタイヤがパンクしてしまった。その結果、2回目のタイムアタックに挑戦できなくなってしまったのが残念だった。しかし、それでも僕は明日のレースを楽しみにしている。

(AUTOSPORT WEB)

 第十五戦 イタリアGP 初日フリー後 ☆ 2006/09/08

佐藤琢磨:
「先週のモンツァのテスト終了後、チームは多くの仕事をこなしてきてくれて、今日はマシンの改良点を確認することができたことがまずうれしかった。チーム全体としては、今日はいくつか問題があったが、ぼくはほとんどトラブルのない一日を過ごすことができ、必要なプログラムを完了することができた。サードカーが走っているのを見るのもうれしかった。タイヤに関する重要なデータを集めてもらえたし、マシンのポテンシャルを示す、とてもいいパフォーマンスを見せてくれた。もちろん、明日はもっといいパフォーマンスが発揮できるように、これからセットアップの改善を続けていくつもりだ」

山本左近:
「今日は、明日に備えてかなりの距離の走行を行った。第2セッション後半にトランスミッションに小さなトラブルが発生して、最後の20分の走行時間をロスしてしまったのは残念だったが、それまでは大きな問題は何もなかったので、いろいろとテストできたし、マシンもどんどんよくなっていった。フランクは頑張ってくれたと思うし、これからすべてのデータを確認して、明日の準備作業を行う」

(スーパーアグリF1チーム プレスリリース)


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