★ ニュース2005 ☆


 マクラーレン「ニューエイは円満に離脱」 ☆ 2005/11/10

 マクラーレン・チームは、空力のエキスパートとして高く評価されているデザイナー、エイドリアン・ニューエイがチーム離脱の意志を持っていたことは、前々から分かっていたことを明らかにした。

 大方の推測では、ニューエイは大好きな海洋ヨットレースの世界に進出するためにマクラーレンを辞めるものと思われていたが、マクラーレンは彼がある時点で他のF1チームに移籍するものと確信していたようだ。2001年にはニューエイがジャガー・レーシングに移籍しようという動きがあり、マクラーレン離脱寸前までいったが、結局は踏みとどまった。その後4年を共に過ごしてきた両者だが、この火曜日にニューエイのレッドブル・レーシング入りが発表された。

 マクラーレンの広報担当者は、ロイター通信の取材に次のように答えた。「F1のトップチームで働くことのプレッシャーは相当に激しいものがある。我々はかなり以前からエイドリアンがもっと小さなチームでの新たなチャレンジを求めていることは承知していた。マクラーレンを辞めるという決定は、円満かつ相互理解の上のものであり、チームとしては彼の今後の幸運を祈っている」

 マクラーレンは今年初めの時点で、ニューエイが‘現場’の仕事を減らすという発表をしていた。レッドブル・レーシングのスポーティングディレクターであるクリスチャン・ホーナーは先日、同チームにとってこの契約は、1月の設立以来もっとも重要なものになると公言している。

「過去2年間、エイドリアンはマクラーレンの技術チームの再編成という作業に懸命に取り組み、自身のチーム離脱の準備を進めてきた」とマクラーレン広報担当者は語る。「このチームは既にMP4-20で共に成功を収めており、引き続きMP4-21の開発に全面的に専念していく」

 grandprix.comによれば、ニューエイの移籍への思いは、MP4-18やMP4-19のように扱いにくいマシンをどう改善するか自分なら分かると感じていたにもかかわらず、彼のアイデアが取り上げられなかったと感じたことで、増幅していったのだという。ニューエイの考え方が強く反映されているとされる今年のMP4-20は、両チャンピオンシップで最後までルノーを攻め立て続けた。

(AUTOSPORT WEB)

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