★ ニュース2005 ☆


 謎のホンダ系チームの正体はカーリン?「すべてはまもなくあきらかになる」 ☆ 2005/10/08

 来シーズンのF1で、ホンダがエンジンを供給すると言われているチームの正体は、そう遠くない将来に明らかになるだろうとホンダの上層部は語っている。

 HRDの和田康裕社長は、BARから離脱せざるを得なかった佐藤琢磨に対する補償の意味合いを込めた単なる隠れ蓑なのではないかというウワサを一蹴、この謎のチームについては“まもなく”話をすることができるだろうと強調している。

「すでにレースに関わっており、またフォーミュラ・ワンに参戦することを希望している独立系のチームである」和田はそう語った。「私はもっと多くを語りたいのだが、彼らは今詳細を詰めている最中である。個人的には発表までそう遠くはないと予想している。というより、もうまもなくだろう」

 和田は、ホンダは“エンジンと技術援助を供給する契約”をそのチームと締結する考えを明らかにしたが、チームドライバーの特定に関してのコメントは避けた。だが鈴鹿のパドックでは、BARから離れる佐藤とリザーブドライバーのアンソニー・デイビッドソンが選ばれることになるだろうとのウワサがもっぱらである。佐藤はすでにその新規チームよりオファーがあることを明らかにしているが、そのチームはかつて佐藤とデイビッドソンがF3時代に所属し、無限ホンダエンジンを使用していたトレバー・カーリンのチームなのではないかという憶測が飛んでいる。

「いろんなことが突然起きて驚いているけど、でもワクワクしてるよ」。佐藤は日本で記者達にそう語っている。「僕にとっては選択肢が増えたわけだからね」。

(AUTOSPORT WEB)

 日本人にとっては非常に気になる日本GP金曜日記者会見 ☆ 2005/10/08

 F1ではグランプリごとに行われている毎日に記者会見。土曜日および日曜日は予選、決勝で上位に入った選手のコメントとなるが、木曜日と金曜日においてはあらかじめ参加者が決まっている。今回、日本GPの金曜日の会見は彼らが意図したのか、偶然なのか、ホンダとトヨタから関係者およびドライバーがひとりずつ選出され、佐藤琢磨をはじめとして、我々ファンが気になる今後のチームおよび選手の動向に関する質問がされた。

◆和田康裕HRD社長
Q:まず、BAR株を取得した背景には何があったのでしょう。
YW:すでに45%のチーム株式を取得しており、BATはタバコメーカーのスポンサー問題もあり、いずれ撤退しなくてはならない。そこで我々は現状について話し合い、チームの安定感が最も重要であると考えた。また、遅かれ早かれ、我々がそうするであろうと。私から見れば、0%から45%は大きな違いだったけれど、45%から100%というのは、それほどでもなかった。

Q:誰もが知りたがっているセカンドチームについては?
YW:もっと詳しく話せればいいんだが、すでにレース界で活躍しているプライベートチームで、彼らはぜひともF1に参加したいと考えているよ。我々は彼らの目標と志に賛同し、最終的には彼らをフルサポートするという決定を下した。おそらくエンジン供給だけでなく、さらに技術支援の範囲で。

Q:いつ頃ならはっきりすると?
YW:チーム側が発表するまで待たなくてはならないと思う。我々が伝えるべきことは伝えてあるので、彼らは今、詳細をすべて整理し、まとめているところだと思う。まもなく明らかになるんじゃないかな。

◆冨田 務(TMG会長兼チーム代表)
Q:ふたつ目の風洞に投資しているとのことですが、他チームとの“投資競争”になるという心配は?
TT:風洞を2つに増やすという決めてはいるが、それほど高いものではない。それにトップチームが2つの風洞を所有しているのは、理にかなっているよ。それに加えて、モータースポーツだけでなく市販車の開発をも視野に入れた長期プロジェクトの考えがあってね。

Q:それでも投資争いになる心配はありますよね?
TT:そうだね。F1に投資し過ぎないように注意しなくてはならない。

Q:では、ブリヂストンについて。ブリヂストンにスイッチするという話は出ていませんが、ミシュラン側が発表したような感じですね。どういった状況ですか?
TT:ミシュランには3年間に渡ってお世話になり、感謝している。彼らのタイヤパフォーマンスはどんどん良くなった。だが、今が契約を再考するタイミングであり、ブリヂストンが我々にとって素晴らしいものであると確信している。

◆ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
Q:トヨタとフェラーリの差は14ポイント。コンストラクターズ3位になるチャンスは?
JT:まだチャンスはあるだろうが、僅かだね。チャンスがあったのに、残念ながら活かせなかった。あと2レースあるけど、3位ということは考えずに、その2戦のためにベストを尽くすべきだと思う。

Q:Bスペックを投入したようだね。どんな違いが?
JT:古いタイプよりも間違いなく速い。特にロングランではね。それが投入した理由だけど、まだ問題がいくつか残っている。僕の場合は、ハンドリングと、マシンの反応や感触といった点だ。このマシンで走るのは少しイライラするよ。僕自身が速いと感じられないし、遅いんじゃないかと思うほどだ。でも自分が遅く感じていても、古いマシンよりは速いんだ。これが来年の方向性であり、発展型だからこそ、最後の数戦で投入した。でも、まだ問題を抱えているから、より進化するためにも問題に取り組み、来シーズン用のマシンのために前進しなくてはならないね。

◆佐藤琢磨(BAR)
Q:来年のプランは?
TS:そのものズバリな質問だね!今の段階では、そんなに話せない。僕が言えることは、和田さんが全部話したし。ホンダが火曜に記者会見を開き、エンジン供給の話をしたよね。間違いなく僕にオファーが来てるよ。ブラジルGPの後でばたばたと様々なことが起きたけど、今回のオファーにはもちろん興奮している。来年のオプションも増えたしね。2006年は、新規参入のチームか既存のチームのどちらかでレースに出られると期待しているし、来年も本当にレースに出たいと思っている。それだけに、こういう素晴らしいチャンスに恵まれて、さらにオプションが増えるというのは、ワクワクするよ。でも、その前に今週末の鈴鹿と来週の上海がある。僕はまだBARチームのドライバーなのだから、その2戦で100%自分の力を注ぎ込み、その後で来季の自分にとってベストな選択は何か慎重に考えるつもりだよ。

Q:今シーズンを総括してもらえるかな? がっかりな1年だった?
TS:ある意味ではがっかりしたよ、望むような結果が出なくて。2004年は上出来なシーズンだったけど、残念なことに、2005年はその勢いが続かなかった。でも、開幕当初が本当に厳しかったけれど、シーズン後半はかなり前進できたと思う。いいパフォーマンスが見せられて自信もついたし、ここ2戦は特にチームと一緒になっていい仕事ができたと思う。

Q:去年の鈴鹿は君にとって重要な1戦で、いい週末を送れたね。今年はどうだろう?
TS:僕は、他のサーキットよりも、ここ鈴鹿でレースに出るチャンスに恵まれている。2002年は信じられないような週末で、2003年は思いがけないプレゼントだった。2004年は、その当時のベストなパッケージを手にしていて、それも思いがけなかった。そして2005年。厳密に言えば技術面で去年よりも厳しいチャレンジに向き合っている。だけど、いろんなことを学び、チームが根本的に強くなって、僕自身も強くなった。ここで僕らに声援を送ってくれているファンは最高だし、ここ日本で自分のベストレースができればと思っているよ。

(AUTOSPORT WEB)

ボタンを押すと空のメールが届きます、読まれたら気軽に押してください。


Before 戻る Next

Copyright (C) EndlessFuture 2005
All rights reserved.